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興栄建設 ファシリティ事業部

前列右から時計回りに正木崇殖興社長、柳田正太郎社長、八島和晴社長、お笑いコンビ「アップダウン」の竹森巧氏と阿部浩貴氏、荒盛一社長

除菌事業を通じて北海道の安全と雇用創出を目指す

除菌と消毒はわれわれの生活の中で当たり前となった。飲食、観光業でも多くの施設が除菌・消毒を徹底しているが、依然として人出は戻っていない。

「興栄建設ファシリティ事業部」では、こうした状況を打開するため、今年1月から除菌抗菌消臭リキッド「ナルシールド」の施工を開始した。  
同製品は、北里大学(東京都)との共同研究で開発された100%天然由来の液体。同事業部は、北海道・沖縄総販売元ナルシールドの施工代理店を担っている。
施工法は火災報知機などを養生後に専用機器で室内にナルシールドを噴霧。約10秒で20畳分に広がり細菌やウイルスを駆除する。約3カ月間の抗菌、消臭効果があり、人体への悪影響は皆無。家具や精密機器へ使用も可能だ。噴霧後は、スプレー型の「ナルシールドミスト」と炭疽菌の不活化にも有効な「ナルシールドAURAオーラ」で、手すりやドアノブなど、接触箇所の拭き取り除菌を実施。室内面積にもよるが、約2時間で全ての作業が完了する。施工後には「施工完了証明書」が発行される。これら製品は調査機関での効果確認の試験の結果、新型コロナウイルスに対しての不活化効果が確認されており、コロナ対策など安全性の証明とアピールにもつながる。

正木崇殖興たかなお社長は「新型コロナ感染の危機に瀕ひんする医療・介護従事者や高齢者。道内経済への甚大な影響を考えていた時にナルシールドの存在を知りました。これを広めることでコロナ解決に寄与できると確信しました。道民の笑顔を取り戻したい」と語る。
その気概に触発されて、5人の人物が正木社長に賛同、普及協力の行動を起こした。メンバーは「柳田医療経営」(本社・札幌市)の柳田正太郎社長が医療業界を担当。また「八島通信工業」(本社・札幌市)の八島和晴社長が介護業界、胆振・後志エリア全域を「ベストフレンドショップ伊達市役所通り店」(伊達市鹿島町)の荒盛一社長らが普及を担う。

さらに、全国規模で子どもの食育教育のイベントを開催している札幌市出身のお笑いコンビ「アップダウン」の竹森巧氏と阿部浩貴氏も加わり、うがいと手洗いの必要性をステージ上から啓蒙していく計画だ。
同事業部では、除菌作業を通じて雇用の創出も図る。例えば、子育てで就労時間が限定されるシングルマザーを対象に、ナルシールドの施工作業に従事できる体制を整備中だ。
行政や自治体にも協力を仰ぎ道民の命と暮らし、職場環境を守っていきます」と正木社長。

ナルシールドの除菌は、大量のミストを噴霧する