まつしま耳鼻咽喉科・耳鳴・めまいクリニック
耳鳴り・めまいの研究で国際学会賞を受ける
めまいや耳鳴り、難聴を研究してきた松島純一院長は、旧北海道大学応用電子研究所と共同で、従来からの自律機能訓練を効率良く行う方法を開発した人物として有名。耳からの微電流で副交換神経を介して全身の血流改善を促し、認知行動療法を組み合わせて難治性の耳閉塞感、耳鳴り、めまい、さらには加齢性難聴を治療している。この取り組みが評価され、今年5月にハンガリーで国際学会賞を受賞した。
耳鼻科領域において早期受診が必要な疾患については「顔面神経麻痺を起こす帯状疱疹が増えています。麻痺が起きたら近所の耳鼻科にすぐに行ってください。ウイルス由来なので標準治療があります」と松島院長。突発性難聴についても「時間との闘いです。ステロイドを用いて進行を食い止め、浮腫を取り、血流改善を図ることが肝要。すぐに治療を開始してください」と呼びかける。
また、生命にかかわるのが急性喉頭蓋炎という喉の疾患で、悪化すると呼吸ができなくなる。
松島院長は「喉の深部に痛みが生じたり息苦しい場合はすぐに受診を」と話す。