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電材重機

M&Aなど業容拡大を陣頭指揮する上村正人副社長

海外企業をM&A、洋上風力発電の誘致も展開

世界各国の発電所や橋梁、ダム、製鉄所の建設を手がける。本道を代表するクレーンリース業者だ。保有する重機も全国トップクラス。国内最大の1800トン級のクローラ式クレーンや世界最大の18輪タイヤ式クレーンなど自走式クレーンだけで約350台を有している。さらに長尺物や重量品の輸送に用いる特殊なトレーラーも導入。風力発電工事では、現地への輸送から取り付け工事まで一貫でおこなえる。

20年は海外事業が堅調。台湾の洋上風力発電やバングラデシュの発電所など大規模なインフラ整備を担った。

増加する海外業務に迅速に対応するため、12月にはシンガポールの企業をM&A。現地で3指に数えられる同業の「華中」を傘下に収めている。

国内では拠点を置く室蘭市で、日本製鉄室蘭製作所が約20年に1度更新する高炉改修工事を受託したほか、1月には札幌支店(札幌市東区東雁来13条4丁目4)も開設。道央圏で業務を拡大した。

このほか、1月には室蘭市や地場企業とともに「MOPA(室蘭洋上風力関連事業推進協議会)」を設立。50年の脱炭素社会実現に向けて期待される洋上風力発電のPRと関連事業の誘致も目指す。

「ここ数年の投資で機材は整った。海外で通用する人材も育成中です。国内外のあらゆる需要に応えられる」と上村正人副社長。

20年1月に開設した札幌支店
大規模工事現場で活躍するクローラ式クレーン