創業40年。幸せをもたらすため、永続企業を目指す

廻谷 隆行氏 セロテック社長
臨床検査薬を開発・製造する唯一の道内資本メーカー。
20年は新型コロナの影響で営業先である医療施設の立ち入りを制限されたが、売り上げは前年並みを堅持。PCRやインフルエンザといった検査キットの取り扱いはないものの、需給が安定した製品を主体に健闘した。
EU諸国を中心に臨床検査薬の間接輸出をおこなっているが、同地域の感染者数が増大する中でも受注は滞ることなく増加した。
「先行きが不透明な中でも、必要なものであればどんな時でも需要があると実感した」
21年は創業40年を迎える節目となる。業界では内外資の熾烈なM&Aが続く中、より確かな地位を築き、〝創業半世紀〟を目指していく。
「企業は永続してこそ、お客さまや従業員とその家族、取引先に幸せをもたらすことができます。医療を支え、社会に必要な企業であり続けたい」