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誠和工業

文入圭輔社長

多角化経営を推進。強固な経営基盤で社員を守る

 建設、土木工事一式を主事業とする誠和工業。建築分野では元請け案件が増えており、医療施設や保育園、社員寮、賃貸マンションなどを幅広く手がけている。

 今秋には、釧路市に拠点を新設予定。商圏を拡大させる。

「道東圏は建築、土木工事ともに道内でも受注が見込める地域。各方面に積極的にPRし、存在感を示していきたい」と文入圭輔社長。果敢に攻勢をかける。

 新型コロナウイルスの影響で工事の延期などもあり2020年度の売り上げは、やや減少に転じるというが「3年以内に社員数100人を目標にしています。人材の売り手市場は変化するはずですし、人材獲得のチャンスだととらえています」と文入社長は前を向く。

 大量採用に向けて、近年は社内整備と組織改革に着手してきた。外部講師を招いた幹部社員向けの研修を定期的に開催。教育体制の再構築など、ソフト面の充実化を図っている。

 197月にはオフィスを一新。南国のリゾートカフェのような雰囲気に仕上げるなど、職場環境を整備した。建設業が抱える3Kを払拭させる狙いもある。

 また、進出4年目となるミャンマー連邦共和国に設立した仮設足場施工の「ミャンマー誠和工業シンセリティー」は、ヤンゴン空港の工事を受注するなど堅調に推移している。世界的な流行をみせる新型コロナウイルスの影響も今のところは限定的だという。

 将来のホールディングス化を見据え、多角化経営も進めている。グループには運送会社やスポーツジム、フラワーショップ、飲食店などを有しているほか、5月には新たに不動産会社も設立した。

 文入社長は「今回のコロナ禍で、事業の多角化が有事の際のリスクヘッジとなることがより鮮明になりました。M&Aや不動産投資なども視野に入れながら、引き続き多角化経営を進めていきます。どんな状況でも社員を守ることができる強固な経営基盤を築きたい」と意気込む。

南国のカフェのようなオフィスに一新
若手、ベテランの連携は抜群