鈴木直道が市長時代に…破たん・夕張リゾート“終わりの始まり”だった格安売却のさわり

鈴木直道が市長時代に…破たん・夕張リゾート“終わりの始まり”だった格安売却

特集・北海道何でもランキング&マル秘データ(全40ページ)

©財界さっぽろ

毎年の本誌2月号で恒例となっているランキング特集。今回は本誌編集部が独自入手した“マル秘データ”も合わせて掲載した。コロナ禍でも3強は不動という「スーパー」、丸1年間、総店舗数が前年比割れという「コンビニ」、コロナ禍が直撃した「百貨店」、本業の儲けや健全性を示す数字を抜き出した「信金」などは前年に続いて掲載。「農協」は販売支払高に加え、余剰金と自己資本比率の上位20位までを掲載し「強い農協」が丸わかりだ。また地下鉄東西線の「宅地相場(札幌圏・JR沿線)」はコロナ禍で在宅が続き、住まいに目を向ける人にはまさに必要な情報。業績好調のニトリホールディングスがトップに立った「上場企業の役員平均年収」、コロナに加え大きな話題となった市内の児童虐待死を契機に爆増した「札幌市への問い合わせ件数」など19ジャンル全40ページの特大ボリューム。道内ビジネスマンの参考書・商談のネタとして活用してほしい。

道連会長人事で四分五裂、“自滅の刃”が自民党を襲う!

自民党道連会長内定の橋本聖子氏(左)と現会長代行の武部新氏 ©財界さっぽろ

昨年12月1日、自民党道連会長だった吉川貴盛氏の汚職疑惑が表沙汰になった。吉川氏は翌2日、迷惑をかけるとして、道連会長を含めた党の役職をすべて辞任。その後、道連会長の後任に参院議員で東京五輪担当大臣の橋本聖子氏が内定した。権力に空白が生まれると、政治家の行動は素早い。道連会長辞任の一報を受けて、色めき立ったのは「反・吉川派」の面々だ。まず動いたのが道議たち。先の知事選の候補者選考をはじめ、吉川氏、長谷川岳氏の道連ツートップ体制に異論を持つものが多かったためだ。永田町では道内選出国会議員が3度会合を開催。本項では次期道連代表を選出する過程で繰り広げられた各陣営の神経戦の模様を深掘りした。

連載「政治評論家・森田実の永田町政治に喝」菅総理との高級ステーキ会食“一部始終”

菅義偉首相(左)と森田実氏 ©財界さっぽろ

昨年12月14日、都内の高級ステーキハウスで自民党幹事長・二階俊博氏の主催による会食がおこなわれ、首相の菅義偉氏も同席したという“事件”が世間の批判を浴びた。出席社は二階氏、菅氏のほか党幹事長代理の林幹雄氏、党事務総長の元宿仁氏、プロ野球OBの王貞治氏、俳優の杉良太郎氏、元キャスターのみのもんた氏、政治評論家の森田実氏の8人。本誌で「永田町政治に喝!」という連載を担当する森田氏が、参加者だけが知るステーキ会食の“一部始終”を明かす。

鈴木直道が市長時代に…破たん・夕張リゾート“終わりの始まり”だった格安売却

©財界さっぽろ

マウントレースイスキー場などを運営する夕張リゾートが破たんした。同社が運営していた施設はスキー場のほか、ホテルマウントレースイ、ホテルシューパロ、合宿の宿ひまわりの4施設。負債総額は5億円超とされ、今後破産手続きの開始を申し立てる見込みという。夕張リゾートといえば、約2年前に“格安売買”されたとして話題になった施設だ。経営不振が常だった同施設は所有者が次々変遷し、市の所有となっていた17年、中国系資本の元大グループへ2億4000万円で売却された。ところが19年3月末、同グループは香港系の投資ファンドに15億円で転売してしまう。元大グループはわずか2年で約10億円の売却益を得た形だ。元大グループへの売却時に夕張市長だったのが、現北海道知事の鈴木直道氏。そのため19年知事選では、「外資系に儲けさせただけ」といった批判がネットなどで鈴木氏に集まった。今回の破たんを受けて、地元は「当時の格安売却が“終わりの始まり”だったのではないか」との声がある。

コロナにかかったニート、発症から帰宅まで、役立つホテル療養日誌(前編)

©財界さっぽろ

札幌市在住の25歳・真琴さん(仮名)は、ツイッターなどで「コロナにかかったニート」として、自身が新型コロナウイルスに罹患したときの体験談を発信している。本項では彼女が記した「『コロナかも』からホテルに行くまでの、12のできごと」というネット記事を再編集し前・後編に渡ってお届けする。今回は発症からホテルへの送迎車が来るまでを日記形式で掲載。保健所とのやりとりや、真琴さんの心境を克明に記している。新型コロナに罹患した際の心構えとして一読を。

カルビー伊藤秀二社長×サッポロビール高島英也社長「私たちが北海道農業のストーリーテラーになる」

高島英也氏(左)と伊藤秀二氏 ©財界さっぽろ

福島県出身で福島高校の同窓生という間柄のトップ2人による対談。両社とも北海道とのかかわりは強く、カルビーのポテトチップス工場が一番最初にできたのはオホーツク管内小清水町、サッポロビールはそもそも創業地が北海道という。対談では会社の成り立ちから、北海道とのつながり、北海道ブランド、発展を願う北海道の農業について高い熱量でクロストーク。「私たちが北海道の農業のストーリーテラーになる」と力強く宣言した。

特集・北海道コンサドーレ札幌 災禍の前進

©財界さっぽろ

新型コロナの影響を受けながらも、2020年のJ1リーグを戦い抜いた北海道コンサドーレ札幌。その戦いを振り返るととともに、21年シーズンの展望を探る特集。クラブ社長の野々村芳和氏には、コロナ禍のコンサドーレが進むべき道はどこにあるのかを直撃。本誌連載「赤黒の“レジェンド”砂川誠のコンサの深層」は特別版として、クラブユース出身で、21年シーズンは浦和レッズでプレーする西大伍選手が登場する。スポーツライター・青木一平氏によるコラム、本誌恒例のデータ分析記事「コンサ“中位安定”の理由」も掲載。