【今月号特選記事】清宮選手育成、投手起用、長期政権――栗山ファイターズの9年間は何だったのか?
道民が栗山ファイターズを応援して2021年で丸10年。スポーツキャスターとして活躍していた栗山英樹氏は2012年、北海道日本ハムファイターズ監督に就任。これまで9年間の監督通算成績は1267試合629勝604敗34引き分け。うちリーグ優勝2回、日本一1回、Aクラス入り5回を果たしている。すでに契約を来季まで延長、連続10年という監督在籍期間は球団最長で、数字上では歴代の“名将”たちと肩を並べることになる。
吉川光夫投手の覚醒にはじまり、中田翔選手の4番起用、大谷翔平選手の二刀流挑戦など、栗山氏がチームにもたらした功績はこれまでに数多あげられる。その一方、今季は昨年に続いて5位に沈み、北海道移転後初となる2年連続のBクラスで終わった。
どんな組織もマンネリ化すれば弊害が生じる――ファンや解説者の間ではそう指摘する声もある。「フロントは責任を取れ」「監督の指揮に問題があるのでは」という意見の一方、起用機会の割に覚醒の気配を見せない清宮幸太郎選手や、今季は初めて1軍での登板機会なく終わった斎藤佑樹投手などに矛先が向くファンも。ファイターズ愛があるからこそ、ファンもヤキモキするのだ。
今年の財界さっぽろ新年特大号ファイターズ特集は、そんなファイターズファンの声に応えた“ひと味違う”切り口でお届けする。
まず栗山ファイターズ9年間の歩みを年表で紹介。長期政権の間に起きたトピックスやフロント・コーチの陣容、育成や助っ人外国人などの選手構成、さらには観客動員数、視聴率などを表やグラフなどで示しながら、道内テレビ・ラジオが報じない独自の視点で解説。
また、栗山氏本人にも直撃インタビュー。清宮選手の育成方針や投手起用、長期政権の批判に対する考えなど、ファンの疑問をぶつけた。
さらには鶴岡慎也選手兼バッテリーコーチと田中賢介氏(球団スペシャルアドバイザー、田中学園理事長)による同級生対談、ポスティングでメジャー挑戦を目指す有原航平投手と西川遥輝選手の特別グラビア「プレイバック」、斉藤こずゑ連載・特別手記「鹿部町がつなぐ盛田幸妃、伊藤大海の縁」など、ファンも大満足のコンテンツがずらり。
野球評論家・権藤博氏に聞いた栗山氏の指揮、プロ野球解説者や道内経済人による歴代ベストオーダー・23年ボールパーク開業の未来のスタメン“全集中予想”、引退する白村明弘選手が本音を激白――などなど、玄人から熱狂的なファンまで楽しめる内容となっている。
また、財界さっぽろオンラインでは特集連動企画として、あす12月17日から、過去のファイターズ特集から西川選手、有原選手が登場した記事をピックアップし全文掲載するので、こちらもどうぞご覧ください。
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