【今月号特選記事】立憲・国民合流で得する人損する人、参院議員・徳永エリ“揺れた女心”

「何と短絡的な…。選挙に有利!?そんな理由だったらとっくに合流している。私たちの苦悩などなんにもわかっていない。残念すぎる!!」

徳永エリ氏 ©財界さっぽろ

 参議院議員で、国民民主党道連代表(当時)の徳永エリ氏は9月2日、自身のフェイスブックでこう吐露した。

 同日、道新夕刊が「国民・徳永氏 新党合流へ」と見出しを打った。徳永氏が立憲民主党との合流新党に参加することを決めた理由について、「道内で支持基盤が強い立憲と合流した方が議員活動や選挙に有利だと判断したとみられる」と報じた。

 徳永氏のフェイスブックの投稿は、この記事に反発したものだった。

 立憲と国民は両党を解党し、9月15日に合流新党(党名・立憲民主党)を設立。同日、国民代表だった玉木雄一郎氏ら一部は合流新党に加わらず玉木新党(党名・国民民主党)を結党した。

 合流新党の綱領案に「原発ゼロ」が盛り込まれたことに、国民所属の労組系議員が反発。その9人も合流新党に参加しなかった。

 道内では、立憲・国民の集結をめぐって、徳永氏の動向が1つの焦点になっていた。両党の合流決定後、徳永氏は労組系議員ではないため、合流新党への参加に障壁はないとみられていた。

 ところが、徳永氏はなかなか態度を明らかにしなかった。結果、国会議員の合流新党への入党期限にあたる9月3日、札幌市内のホテルで記者会見を開き、自身の決断を発表した。

 記者会見では、合流新党に参加か、玉木新党に参加か、その揺れた心情が“垣間見れた”。この間、本人のフェイスブックでも、その気持ちの揺れ動きが読み取れた。

 9月15日発売の月刊財界さっぽろ10月号では、徳永氏の“揺れた女心”にフォーカスしている。

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