財界さっぽろ 2025年8月号のさわり

財界さっぽろ 2025年8月号

28歳のタイミー創業者がぶち上げ、札幌駅?苗穂?はたまた…レバンガ・新アリーナ候補地を勝手にリサーチ

左からレバンガ北海道社長の折茂武彦氏、クラブ新オーナーの小川嶺氏、前オーナーの美山正広氏 ©財界さっぽろ

 B1リーグ・レバンガ北海道の新オーナーに就任したタイミー・小川嶺氏が就任早々ぶち上げた、1000億円もの投資による新アリーナ構想。札幌駅周辺を想定しているとのことで、本誌が候補地をピックアップ。札幌駅直下のあの再開発ビルや苗穂周辺のあの土地など、さまざまな可能性を“勝手”にリサーチした。

【特集】“勝毎が書けない”帯広政財界ウラのウラ

 帯広・十勝管内の政財界深部をえぐる特集。4期目の任期満了まで残り9カ月となった帯広市長の米沢則寿氏。前回2022年市長選は、いずれも現市政批判から出馬した2候補との3つどもえの争いの末、勝利はしたものの得票率は50%を割り込んだ。

 来年3月に70歳となる米沢氏の去就については、今年1月に死去した最大の後援者、十勝地区農協組合長会会長の有塚利宣氏が、生前最後に米沢氏と面会した際「まだまだ頑張れ」と激励。4月の地元紙のインタビューでは5選に前向きともとれる発言をするなど、5選に挑戦するのではという見方も出ている。

帯広市長の米沢則寿氏 ©財界さっぽろ

 他方で、このところ関係者の間で出回っている話が、米沢氏自身が「後継に」と口にしたというある人物の名前。さらには米沢氏の擁立を主導した元衆院議員・石川知裕氏はじめ立憲民主党系勢力が後継候補にという地元出身弁護士など、水面下に飛び交う話をすくい上げた。

 このほか、1人が欠員となっている帯広商工会議所の副会頭人事、中心市街地の象徴だった藤丸の再建に奔走する2人の東京出身者、さらにはハッスルし過ぎる十勝毎日新聞社の2人の女性記者など、本誌にしか報じられない情報が満載だ。

作況指数、ふるい目、概算金…小泉進次郎農林水産大臣の“苦し紛れ”に道内コメ農家が喝!

 5月下旬、前任者の舌禍を受けて“コメ担当”として農林水産大臣に就任した小泉進次郎氏ですが、そこから1カ月半、政府備蓄米の随意契約販売を始めコメ高騰の対応策を繰り出す一方、今後のコメ政策については疑問符のつく発言を連発している。

小泉進次郎氏 ©財界さっぽろ

 本誌4月号に続き、コメ政策の何が問題でどうしてコメが足りなくなり、そして高騰したのか。作況指数や概算金の廃止など、小泉氏の発言は何が問題なのかを深掘りした。

桑園のマンション4メートル下に新幹線トンネル、鉄道運輸機構の強制収用申請に住民が怒り

いつ完成するかわからない北海道新幹線札幌延伸 ©財界さっぽろ

 地下4メートルのところに新幹線トンネルが通る札幌市中央区のマンションは本誌も何度か報じていたところ。それが近頃、鉄道運輸機構が強制収用を申請したという。私有財産を強制的に奪うという強行に出た機構に対し、住民が怒りの告白。

オーナーは函館の不動産会社、10億円で売りに出ている首切り殺人のラブホ

犯行現場となったラブホテル ©財界さっぽろ

 2年前の7月にススキノのラブホテルで起きた首切り殺人。犯人は生首を自宅に持ち帰り、鑑賞。犯行のグロテスクさもあり、全国で注目された。実は今、その犯行現場が売りに出されているという。