月刊「財界さっぽろ」

道庁汚職“連鎖”胆振の建設業界が道警2課に狙われる!!

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本誌2020年10月号で「道警捜査2課が内偵中 道庁汚職のXデー」と題した記事を掲載した。発売から2週間後の9月29日、道警は上川総合振興局の職員を官製談合防止法違反(入札妨害)の疑いで逮捕。同職員は苫小牧市内の建設会社に予定価格の基礎となる工事価格が記された設計書の写しを渡し、その見返りとして、金券や飲食店で接待を受けていたとされる。職員の逮捕後、赤レンガにはこんな話がまことしやかに流れた。「胆振の建設業界には旧態依然の体質が残っていると伝え聞く。汚職はこれで終わらず序章に過ぎない」と。その後、道警は11月上旬、道農政部の職員を官製談合防止法違反の疑いで逮捕。この職員は最初に逮捕された職員の後任として、胆振総合振興局に勤務していた経験があった。ところが、今回の案件について、当初から2人とは別の職員の名前がささやかれていたというが……


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