高大一貫教育を通し、社会に貢献できる人材を育てる
「とわの森三愛高等学校」は、農・食・環境・生命分野において第一線を歩む酪農学園大学の附属高校だ。「総合進学」「トップアスリート健康」「獣医・理数」「フードクリエイト」「機農(全寮制)」の5コースを設置し、多様な進路を実現する教育を展開している。
建学の理念である「三愛精神」と「健土健民」のもと、全コースに共通するのが〝豊かな人間力を育み、社会に貢献できる人材育成〟である。
それを実現するのが、附属高校のメリットを生かした高大一貫教育だ。高校から大学までの7年間(獣医学類は9年間)を見据え「獣医プレゼミ」「牛舎実習」「アグリトライ」「健康栄養学」などを展開。生徒の視野が広がるだけではなく、社会力を育て、進路意識向上にもつながっている。
部活動の実績も高く、数多くの部が全道・全国大会の常連であり、練習環境も充実。昨秋には人工芝のサッカーグラウンドが完成した。
4月に就任した西田丈夫校長は「人材を育むのは教育です。『神を愛し、人を愛し、土を愛す―』という三愛精神をもとに、本学での3年間を〝人生を見つめ、今を生きる〟その基礎づくりにしていきたい」と語る。