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旧プリンスホテル事務所棟が新たなオフィス空間に

サンゲツ社のカーペットや資材を使ったオフィス共用部

設計コンサルの「EZOWL(エゾール)」は7月9日、大手インテリアメーカーと協業で整備したオフィスビル「MOMENT ODORI(モーメント大通)」の完成内覧会を開催した。

 場所は、旧札幌プリンスホテル事務所棟(札幌市中央区南1西11)。同社が企画・設計を担い、大手インテリアメーカー「サンゲツ」(本社・愛知県)の内装材や空間デザインを採用した。

 コンセプトは「『伸』呼吸」。「深呼吸」で整え、思考を未来へ「伸ばす」空間として、建物の躯体を生かしながら、用途転換(コンバージョン)とバリューアップを行い、現代のワークスタイルに対応するオフィスビルへと生まれ変わった。

 内覧会では、プロジェクトの概要などを紹介した後、ビル内を公開。札幌の街並みや大通公園の緑をモチーフとした内外装を採用し、地域の景観や歴史との調和を図った空間となっている。

 同社は、既存建物を活用し新築に比べて初期投資を抑えながら、資産価値や収益性の向上を図る建物再生を提案しており、今回の事例をモデルケースに、今後も再生プロジェクトを推進していく。

 また、8月1日からは地下鉄大通駅と西11丁目駅で同プロジェクトの大型広告が展開されている。

サンゲツの担当者らと並ぶエゾールの鈴木勝大社長(左から3番目)