TSホールディングス
〝綱結び経営〟で地域、社会に必要とされる企業へ
生コンクリートの製造・販売を手掛ける高嶋コンクリート工業、建築貨物輸送の芽室トラック、不動産賃貸業の北海道ベースの3社を傘下とする「TSホールディングス」。
芽室トラックは今年、創業70周年を迎えた。この節目を第二創業期と捉え、社内改革に着手。グループの理念や制度などを刷新した独自の〝綱結び経営〟を7月1日からスタートさせている。
加藤貴裕社長は「社内向けの『ウェルビーイング経営』と『健康経営』、社外向けの『CSV経営』を融合させたのが〝綱結び経営〟です」と話す。従業員のエンゲージメントを向上させるため、自社アプリで従業員間の〝感謝〟を数値化。業務の支援や気配りなどをポイントで可視化し、地域の特産品などと交換できる仕組みをつくった。
地域の課題解決を推進する「ローカルゼブラ企業」として、本社を置く芽室エリアの飲食店や服飾店などと連携した新たなホテル事業も計画。地域活性化に取り組む。
従業員数はグループ全体で45人で、20人のドライバーのうち3割が女性。性別や国籍を問わず活躍できる会社を目指し、今年から海外人材も受け入れた。
「人が集まり、定着する会社を目指す。待遇面を大きく向上させるなど大きな先行投資となりましたが、すべては永続企業となるため。これまで以上に地域、社会に必要とされる企業に進化します」と加藤社長。