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福田歯科医院

福田 慎之介 理事長・院長
ふくだ・しんのすけ/北海道大学歯学部卒業。聖路加国際病院(東京都)の歯科口腔外科や救命救急部、道内の歯科医院で研鑽を積み、2019年に福田歯科医院を開業。

室蘭市や胆振管内を支える診療体制の確立を目指す

 室蘭市を拠点に地域に根差した歯科医療を提供する「福田歯科医院」。歯科医師は常勤3人、非常勤5人が在籍する。診療ユニットも9台あり、今秋には10台へ増設予定。市内をはじめ胆振管内の歯科医療を支える診療体制の整備を進めている。

「まっとうな歯科医療」を理念に掲げ、子どもから現役世代、高齢者まで幅広い世代の口腔健康を支え、虫歯や歯周病の予防と治療から、インプラント、義歯、審美、小児歯科まで多様なニーズに対応している。

 福田慎之介院長は、歯科医師の家系の5代目として室蘭市で生まれ育った。日本製鉄室蘭アイスホッケー部の専属歯科医も務めるなど、スポーツ歯科を含めた幅広い活動を展開。「歯科医療は歯を治すだけではなく、健康を支える医療だと考えています。患者さん一人ひとりに合った治療を心がけています」と話す。

 診療ではCTや口腔内スキャナーなどを活用し、検査結果を患者と共有。治療法ごとの特徴を丁寧に説明し、患者が十分に納得したうえで治療を進めることを重視している。虫歯治療では、できるだけ歯を削らず天然歯を残すことを基本に患者の負担に配慮する。

 インプラントや義歯治療など自費診療にも力を入れる。「他院で作った入れ歯が合わない」「十分にかめない」「食事を楽しめない」といった悩みにも対応する。一つの治療法を押し付けることはせず、口腔内の状態や生活環境、ライフスタイル、希望に応じた治療法を提案し複数の選択肢を示したうえで、患者と話し合いながら、治療計画を組み立てる。

「経営者や営業職など、人前に立つ機会の多い現役世代から審美や補綴に関する相談も少なくありません。被せ物などには、耐久性と自然な見た目を兼ね備えたジルコニアクラウンなどのセラミック系の選択肢を用意し、機能性と審美性の両立を考慮した治療を提案しています」 

 一方、高齢者の口腔ケアの重要性についても啓発を続ける。「高齢になると、自分の口の状態に気付きにくくなることがあります。まずは歯科医院で口の中の状態を確認していただきたい」と定期的な受診を呼びかける。

 さらに、小児歯科にも力を入れ、国が早期発見・早期治療を推奨する「小児口腔機能発達不全症」の診断・治療にも対応する。18歳未満の子どもが対象で「食べる」「話す」「呼吸する」などの機能が年齢に合わせて十分に発達していない患者に、健康保険を用いて口の周りの筋肉や舌を使ったトレーニングを提供する。

「当院では『できません』とすぐに結論を出すことはしていません。できる限り患者さんの要望に応えていきたい」

診療ユニットを10台に増設予定
歯科医師は常勤3人、非常勤5人が在籍する