菅原興業
建設工事と地域貢献で地元・千歳市を支える
1993年にわずか6人で創業した「菅原興業」。いまや千歳市を代表する建設会社の1つに数えられる。とび・土工工事を中心に、官民を問わず建築工事や土木工事を幅広く手掛け、足場工事のほか、コンクリート打設、橋梁や鉄塔などの鋼構造物工事、プラント設備工事に実績を持つ。
現在は「北海道ボールパークFビレッジ」近傍で建設が進む36階建て高層マンションの工事に携わるほか、苫東厚真発電所関連の工事など大型案件も手掛けている。今後も自衛隊基地工事や、28年に始まる「ラピダス」第2期工事への参画も控えており、安定した受注が見込まれる。
同社最大の強みは、100人規模にも対応できる高い動員力だ。現場が「遅れている」「人手が足りない」といった場合の応援要請に迅速に応えることから、元請け各社からは〝困った時の菅原さん〟と言われるなど厚い信頼を寄せられている。
菅原伸一社長は「一般社団法人北海道鳶土木工業連合会」の副会長を務める一方で、自らも現場に立ち、陣頭指揮を執る。「とび職のモットーである『義理と人情とやせ我慢』を胸に、誠実で丁寧な仕事を積み重ねることを何より大切にしています」と話し、変わらぬ現場主義を貫く。
また、地元・千歳市への思いから地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。地域のにぎわい創出を目的に飲食事業へ参入し、21年には千歳市長都にお好み焼き店「いちはな」を開業。今年9月には隣接地に、熱帯魚や観葉植物の専門店をオープンする予定だ。
さらに地元企業と連携して「NPO法人ちとせ&BEYOND」の活動を支援し、子ども食堂への寄付をはじめとする活動にも注力。6月には千歳市で初となる大相撲・湊川部屋の夏合宿を協賛したほか、これに合わせ千歳神社境内で「第1回千歳わんぱく相撲大会」を開催するなど、地域活性化にも貢献している。
菅原社長は「今後は千歳市役所と連携し、青葉公園の野球場やサッカー場の再整備を進め、将来的にはプロスポーツチームを誘致したい。この地で生まれ育って50年。これからも地域を元気にしていきます」と話す。