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つむぎホールディングス

地域のインフラを5社体制で支える

HD化による新体制を発足。地域のインフラを支える

 由仁町を拠点に建築・土木、環境保全、資材販売、不動産管理など多角的な事業を展開する「つむぎホールディングス」。

 今年1月に「丸十わたなべ」から社名を変更するとともに、グループの栄進工業と喜多村建設を「つむぎエンジニアリング」として統合。創業122年の老舗企業グループは、200年に向けて新体制のもとスタートを切った。

 ルーツは創業者の渡辺英次郎氏が興した「丸十越後屋呉服店」で、時代の変化に応じて金物店へと業態を移行。英次郎氏の養女の婿養子である直氏が2代目として金物販売に特化した「丸十渡辺金物店」を立ちあげ、戦後の地域復興の需要を支えた。高度経済成長期には、3代目の清氏が手腕を発揮。各種工事の増加に伴う需要を捉え、建設現場を支える黒子役として、取り扱い商品である建設資材の拡充を図るとともに、資材流通を本格化させた。

 2005年に4代目に就いた渡辺泰弘社長は、主事業の強化を図る一方、多角化経営を推進。14年に由仁町の喜多村建設から環境衛生と不動産管理を手がける「ユニラボ」を引き継いだほか、20年には尿素水メーカー全国大手の丸山化成(本社・千葉県)の北海道法人として「丸山化成北海道」を創業し、由仁町内に生産プラントを建設。ディーゼル車や重機、産業機械に必要不可欠な高品位尿素水「AdBlue」を製造、販売している。

 さらに翌21年には、上下水道工事や土木・農業土木などを手がける喜多村建設の全事業を引き継ぎ、24年からは国土交通大臣認定Mグレードの鉄骨製作工場を持つ栄進工業がグループに加わった。

「先人たちが築いた礎の上に、さまざまな〝ご縁〟が重なり、当グループは地域のインフラを支える企業に進化しました。各社の歴史と技術を次の世代に紡いでいきたいという思いを社名に込めました」と渡辺社長。

 組織の改変に伴い、各社で進めている社員一人ひとりの意識改革により、ボトムアップ経営を推し進めていく。

「100億円企業を見据えつつ、まずは足元を固めます。精力的な人材の採用と教育で人と技術を次世代へ紡ぎ、地域を支える中核企業を目指します。M&Aなどで商圏も拡大していきます」と渡辺社長は意気込む。

つむぎKANAMONO BASE、ユニラボ
つむぎエンジニアリング
丸山化成北海道
つむぎホールディングス
渡辺泰弘社長