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日糧製パン

20周年を迎えた絹艶のプロモーション用写真

人気の「絹艶」が20周年。パンの新たな価値を見出す

 1943年創業の北海道報国製菓がルーツ。道産原料にこだわったパンづくりで、道民におなじみの道産子パンメーカーだ。

 商品価値は年々向上。25年は、CVSでの販売が伸長し売り上げを押し上げた。それでも、節約志向のニーズを適確に捉えるための試行錯誤を続ける。

 吉田勝彦社長は「価格と品質のバランスが非常にデリケートな時代です。低価格商品には付加価値を付け、高品質商品は徹底的に質を求める。メリハリが大切です」とマーケットを分析する。

 一方で、エース格の「絹艶」は25年で発売から20年を迎えた。市場の変化に合わせて、何度もリニューアルを重ねており、7月には記念商品の「絹艶ドーナツ」と「絹艶(一本角)」をリリース。ドーナツは月間で17万個を売り上げるなど、主力シリーズらしいヒットを記録した。11月にも「絹艶やわらかサンド」を販売し、人気を博している。

「次のフェーズは〝食卓パン〟の確立です。朝昼だけでなく、夕食にもパンが並ぶようなチャレンジを続けていく」(吉田社長)

「食事のシーン」を踏まえた商品・レシピ開発にも注力している。そのひとつとして提案したのがキャンプ飯だ。「イギリス食パン」シリーズをレシピに使用。同ブランドの価値向上にも一役買った。

「消費者から選ばれる商品を生みださなくては生き残れない。ニーズを捉えた〝選択と集中〟がテーマです」と吉田社長。

ロングセラー商品から新商品までさまざまなパンを製造