司法書士竹本海雅事務所
たけもと・かいま/2022年関西大学法学部卒業。24年司法書士試験に合格。25年4月に司法書士竹本海雅事務所開設。
若さを強みに地域に寄り添う〝市民の法律パートナー〟
今年4月に開設した「司法書士竹本海雅事務所」。25歳という若さで独立した竹本海雅代表は、関西大学法学部を卒業後、2024年に司法書士試験に合格した新進気鋭の司法書士だ。祖父も司法書士という家系で育ち「法律をもっと身近に」という理念のもと、丁寧な準備と理論的な対応、一人ひとりに寄り添う姿勢を大切に、誰もが安心して相談できる司法書士事務所だ。
不動産登記や商業登記をはじめ幅広い分野に対応するが、特に「遺言」「後見」「相続」の3領域に力を入れる。争いが起こる前に備える〝予防法務〟の重要性を訴え、専門用語を使わず、誰にでも分かりやすい説明を心がけている。
また、高齢化の進行により成年後見制度の重要性が高まる一方、後見人となる法律専門職の高齢化や担い手不足も深刻化しているため、「札幌相続遺言サポート協会」のメンバーとしても活動している。判断能力が不十分な高齢者の財産管理や生活支援に携わる後見業務は時間と労力を要するが、竹本代表は「若いからこそ、長期的に寄り添い続けることができる」と話す。
相談者の意向をくみ取り、時に贈与ではなく遺言を提案するなど、最適な解決策を導く柔軟な対応も特徴だ。
竹本代表は「身近な『法律パートナー』として地域に根ざして、気軽に相談できる存在でありたい」と話す。