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税理士法人 すみよし会計総合事務所

住吉 赴夫
すみよし・たけお/札幌光星高校、大原簿記専門学校を卒業。かわまた税務会計事務所(現あすか税理士法人)に勤務。2007年に税理士試験に合格。08年に独立。18年に法人化。

TKCの理念に基づき円滑な資金調達をサポート

 札幌市北区と石狩市に拠点を構える「すみよし会計総合事務所」。記帳代行から経営サポートまで幅広く対応。親しみやすい人柄と話しぶりで経営者に必要な情報を提供し助言している。

 住吉赴夫代表は、全国の税理士1万人超が加盟するTKC全国会の会員で「租税正義の実現をめざし関与先企業の永続的繁栄に奉仕する」を掲げる。

 特に会計帳簿の重要性を説く。

「正しい会計帳簿は経営判断の基盤となります。また会計帳簿は融資の審査にも用いられるため、金融機関からの信頼獲得にも貢献できる」と住吉代表。

 融資には「TKCファストリンク」の普及を進める。日本政策金融公庫と連携し、申し込みから審査までを電子化したもので、これまで最大1カ月ほどかかっていた審査が5日以内となり、迅速に運転資金の調達や設備投資を実現できる。

 金融機関との月次試算表、年度決算書などのやりとりでは財務情報を電子化できる「TKCモニタリング情報サービス」も推奨する。

「多忙な経営者には定期的な巡回監査で数字の読み方を指導し経営者が気づき、学ぶ時間を確保します。PDCAサイクルを回すことで多くの企業を黒字化に導けます。高付加価値のサービスで企業を永続的支援していきたい」と住吉代表。