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トドック電力が法人向け省エネサービスを開始

全国での販売も目指す

コープさっぽろ(本部・札幌市)グループの電力会社「トドック電力」が8月1日から省エネサービス「節電のミカタ」を開始。節電効果のある機器など5つの商材を販売する。

 トドック電力の「節電のミカタ」は、主に法人向けに節電や断熱など省エネ機器や塗料を販売する新サービス。一部はコープの店舗で導入実績がある商材だ。

 扱う商材は5つ。機器類では、送電環境を改善し、電力ロスを削減する省エネ設備「FORCE」(テルウェル東日本)や、クラウドにより空調機器を自動制御して、ピーク時の電力使用量を抑える「EcoloDy」(デンソーソリューション)、空調機や送風機のファンやポンプなどのインバータを制御して電力料金の削減を図る「E‐BRACE」(八紘テクノ)のほか、塗料では、ロケットの先端部を熱から守る技術を転用した壁・屋根向けの断熱セラミック塗料「GAINA」(日進産業)や、窓ガラス向けの断熱・遮熱塗料「フミンコーティング」(フミン)の5商品。

 いずれもオフィスや店舗、工場、倉庫などのさまざまな施設の省エネに活用できるほか、塗料は一般家庭にも導入できる。

 7月28日には、札幌市西区のコープさっぽろ本部で記者会見を開催。大見英明理事長のほか、各社の代表や担当者が顔をそろえた。

 今後はラインナップのさらなる拡充や道外での普及も目指す。

 

大見英明コープさっぽろ理事長