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エディア

設計からデザイン、施工に至るまでをワンストップで対応している

複数の国際プロジェクトが進行。室内緑化部門も強化

「エディア」は大型ガーデンやエクステリア、都市や公園などの空間デザインと施工を行う総合緑化設計事務所。いわゆるランドスケープ・アーキテクチャーと言われる分野で事業を展開している。

 そのデザイン力は世界基準と言われる。これまでにも世界三大デザインアワードの「iF DESIGN AWARD」(ドイツ)で銀賞を受賞したほか、「A,Design Award」(イタリア)のガーデン部門で受賞。世界最大の建築Webメディアが主催する「アーキタイザー」では、建築賞である「A+AWARD」も受賞するなど、高い評価を得ている。

 今年も多くの国際的なプロジェクトが進行中だ。ニセコエリアの開発では、ホテルや別荘など複数のランドスケープデザインを担い、今秋にも着工していく。

 また、同業の「1moku」(本社・東京都渋谷区)と協業で、上海にある高層ビルの屋上での日本庭園プロジェクトも手掛けた。秋には施工も始まる予定だ。このほか、中国では複数の大型プロジェクトが進んでいる。

 一方、建物内の空間に植物を配置する室内緑化も同社の得意分野の1つだ。

 例えば、AOAO SAPPORO(札幌市)のグリーンディスプレイやハウスメーカーモデルルームの室内緑化などを手掛けるほか、直近でも高級ホテルの室内緑化をプロデュースした。年間で20件以上の物件を手広く受注しているのは道内では同社のみで、今後はこの部門を強化する方針だという。

 共同代表者の1人である櫻井清隆CEOは「室内緑化はまだ北海道に根付いていない。しかし〝緑〟は人々の生活を豊かにするために必須の要素です。発信力を高め、緑の素晴らしさを周知していきたい」と意気込む。

 

さまざまなデザインアワードで表彰を受けている
櫻井清隆CEO