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札幌で11回目の「地域クラウド交流会」が開催

経営者や学生、地域住民ら122人が参加した

起業家の応援を通じ、地域活性化を目指す交流会型イベント「地域クラウド交流会」が4月16日、札幌エルプラザで開催され、経営者や学生、地域住民など122人が参加した。

「地域クラウド交流会」は、クラウドサービス大手のサイボウズ(東京オフィス・東京都中央区)が協賛し、2015年から26都道府県、74の市区町村で開催。今回の交流会は、S・Eエンジニア(本社・石狩市、瀬川希社長)が実施主体となり、札幌では11回目の開催となった。

 老若男女問わず参加可能で、さまざまな人が交流を図ることで新たなビジネスを生み出し、地域の活性化へとつなげる狙いがある。

 地域の起業家や起業家候補が3分間で自身のビジネスモデルをプレゼンし、参加者の投票で優勝者を選ぶ仕組み。

 当日は、手稲山で音楽フェスを計画する武田悦郎さん、新たな終活ツールを考案した島しまこさん、就労サポートのWEBサービスを開発したTMJ(本社・東京都新宿区)の井川翼さん、札幌を拠点にヒーローショーなどで活動するメンズグループのチームガオク、社会課題の解決を目指す北海学園大学生の近藤理桜さんの5人が登壇。斬新なプレゼンで最多得票を獲得した近藤さんが優勝した。

 プレゼンター全員に応援投票数に換算した商品券が贈られた。

 次回の札幌開催はFacebook(https://m.facebook.com/sapporo.cloud/)で確認を。 

優勝した近藤理桜さん(左)と4人のプレゼンター