武ダGEADが「武田ビル8」竣工と創業11周年を祝う

札幌と東京の2本社体制で事業経営業と総合商社業を営む「武ダGEAD」。4月25日には札幌市内で自社ビル「武田ビル8」の竣工式と創業11周年の記念式典を開催した。
2014年に創業した「武ダGEAD(ギード)」(旧武ダホールディングス)は、日本では珍しい事業経営業を主業としている企業。M&Aと独自のノウハウで後継問題などに悩む地方の企業を救う。現在は東京との2本社体制で総合商社業も営む。
また、武ダGEADを除く17社で構成される武ダGEADグループの事業持ち株会社で、傘下に総合建設や不動産、こども園、IT、製造販売、エネルギー、環境サービスに関わる企業がある。男子プロバレーボールチーム「北海道イエロースターズ」も保有する。25年7月決算では連結で180億円を見込むなど急成長中を遂げている。
この4月には、さらなる業容拡大を見据え、10棟目となる自社ビル「武田ビル8」が竣工した。場所は東区東雁来9条3丁目1番8号の国道275号線沿い。敷地は1184平方㍍でグループの不動産会社「武ダキャピタルリード」が所有する。
4月25日には、同ビルの竣工と創業11周年を祝う式典が札幌市内で開催。来賓や取引先、グループ各社の社員ら400人が参加した。
創業者でグループ総代表の武田幹郎社長兼CEOは「44年に年商2000億円、グループ100社、社員5000人を目指している。すでに計画よりも前倒しで進んでいる」と力強く語る。
