東陽AP

曲がる太陽光パネルの普及でゼロカーボン実現へ
住宅や店舗などのリノベーションを主軸に、新築やリフォームも手掛ける「東陽AP」。施主の要望を具現化するため、機能性や意匠性も追求してきた。
4月には、高騰する電気料金対策として〝曲がる〟太陽光パネル「HESTAソーラー」の北海道認定施工店となった。
同製品は、薄膜シリコン技術を使用しており、厚さが3㍉㍍、重さは1平方㍍あたり3・3㌔㌘で従来のパネルの4分の1程度。伸縮性や柔軟性があるのが特徴で、最大変換効率20・3%、最大出力440㍗と高効率を誇る。
また、両面テープや接着剤を用いた簡単な施工で設置でき、耐性にも優れている。
沼倉寿和社長は「これまで取り付けが難しかった湾曲部や壁面に設置が可能で積雪による発電効率の低下も防げる。すでに複数社から引き合いがあり、大型案件も決定しています。HESTAソーラーの普及を進め、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、貢献していきたい」と語る。
