ほっかいどうデータベース

希望のつぼみグループ

住宅型有料老人ホーム「希望のつぼみ屯田」

在宅で継続した生活を実現するためのサービスを提供

「希望のつぼみグループ」は、言語聴覚士の青山央明社長が、2006年に施行された医療法改正で、リハビリテーションを継続して受けられない「リハビリの日数制限」が発生したことから〝リハビリの介護難民の受け皿になりたい〟と一念発起して開業。同年9月にデイサービスセンター「希望のつぼみ」(旭川)を開設したのが始まり。その後、QOL向上センターを併設した施設を増設するなどして事業を展開。現在ではショートステイ、有料老人ホーム、訪問介護といった福祉介護事業を道内24カ所で行っている。

 同グループは早くから「働き方改革」に取り組むなど、ICTやRPA、見守りセンサーなどを積極的に導入。スタッフの負担軽減を実現させて、利用者へのサービス向上に努めてきた。

「職員間の情報共有をグループ全体で行っているほか、作業療法士や言語聴覚士、介護職員、生活相談員、看護師、調理師らが職種の枠を超えて意見を出し合い、利用者に喜ばれるサービスの提供に努めています」と青山社長。今後も新しい技術と介護本来の理念を大切にし、よりよいサービスの実現に尽力していきたいとしている。

言語聴覚士でもある青山央明社長