ネットジャパン

創業20年の節目を目前に累計導入数6万世帯を突破
「ネットジャパン」は賃貸マンション向けの光回線によるネット無料設備「ネットジャパンBB」を提供する。着実に業容を拡大し続け、今年6月で創業20年目を迎える。〝無料ネット環境の未来を創造する〟企業の1社だ。
ネットジャパンBBとは、NTTが提供している光回線に、インターネットサービスプロバイダの「V6コネクト」を接続し、専用の機器を接続して行う。同社の累計導入物件数は4661棟、6万1261戸(2025年3月31日現在)。さまざまな企業がネット無料設備の導入を行う中で、導入率は道内トップクラスを誇っている。
斉藤慎也社長が「19期の新規導入は695棟、8502戸でした。道外の営業も好調で過去最高の新規契約の獲得ができ、今年3月には6万件を突破しました」と振り返るように、直近でも高い水準を維持した。
今期は1万戸の新規導入を目標に掲げており「道内はもとより、道外でもシェアも伸ばし、一気に突き進みたい」と斉藤社長は意気込む。
現在の商圏は、道内全域に加え九州や四国などに着々と拡大。23年には熊本営業所、翌24年には高松営業所を開設した。さらに、26年を目処に新たな営業所の開設も予定している。
「道外は、ネット無料サービスを提供する企業が北道内に比べて圧倒的に多い。競争が激しい市場ですが、北海道で培ったサービス力を生かして販路拡大を本格化していきます」(斉藤社長)
一方、同社では防犯カメラやロードヒーティングの遠隔操作などの付加サービスも手掛けている。近年、特に好調なのがロードヒーティング部門だ。
専門オペレーターが遠隔で路面の映像を確認しながら、こまめに運転の入切を行い燃費を向上するもの。ランニングコストが大幅に削減できるほか、CO2も削減できると各方面から好評を博している。
「3月でシーズンは終わりましたが、今冬もたくさんのオーナー様に喜んでいただきました。シーズンオフである夏場の工事であれば、費用を安くすることもできます。ロードヒーティングの管理でお困りのことがあればいつでも相談してほしい」と斉藤社長。

