アスク工業

首都圏のオーナー層から絶大な支持。多様な建築物に自信
「地価や建材の高騰で、首都圏の賃貸経営は年々厳しくなっており、表面利回りは総じて低く、札幌圏の半分程度の物件も散見されます。そのため本州の富裕層や資産家は札幌の賃貸経営に熱視線を注いでいる」と話すのはアスク工業の長岡英二社長だ。
同社は30年以上にわたり札幌市内を中心にマンションやオフィスビル、病院、倉庫などの建築を担ってきた。近年は、札幌市南区の定山渓やニセコエリアでホテル開発も手掛けるなど業容を拡大している。
賃貸物件は、少数精鋭で迅速な企画と施工を行うため、コストパフォーマンスに優れているのが特徴。累計施工棟数は700棟(他社の受託含む)に迫るなど道内トップクラスの実績だ。単身向けRCはもちろん、事業用として事務所に賃貸住居を併設した物件なども企画する。
中でも得意とするのが、分譲マンション並の仕様のRC物件だ。ハイグレードな内外観で主婦や子育て世代が好む快適性・機能性に富んだ設備・仕様を導入することで、高い入居率を維持している。これにより、長期保有を検討するオーナー層から圧倒的支持がある。
長岡社長は「札幌市は他の政令指定都市に比べ圧倒的に過ごしやすい。夏は涼しく、市内中心部から車で1時間程度で豊かな自然環境がある。本州の賃貸オーナーの中には、札幌に移住する人も増えている」と魅力を語る。
重視しているのが雪対策だという。「特に車の保有者に配慮して、駐車場の屋根やロードヒーティングなどを積極的に導入しています」(長岡社長)
このほか、ペットとの入居を考慮した物件や防音室の設置、降雨・降雪時の駐車の快適性も確保できるピロティ形式、災害リスクにも対応する太陽光発電設備の導入なども提案する。
さらに、子や孫世代へ承継するオーナーが多いことから「スマート・トゥモローマンション」の名称で長期のサポート体制を構築する。自社グループ一貫で入居者募集から家賃回収、リフォームやリノベーションの提案まで行っており、不動産のトータルサービスで資産価値の維持と向上を実現している。




