ほっかいどうデータベース

宮田屋珈琲

赤いレンガ造りが特徴の豊平店

逆風に負けず憩いの場を提供し続ける

コーヒーチェーンの地場大手。1989年の創業以来、自家焙煎と独自の店作りにこだわりコーヒー好きのみならず、ビジネスマンや主婦、ファミリー層など幅広い世代に利用が広がっている。

現在「宮田屋」を7店舗展開しているが、大通店とサッポロファクトリー店以外は、郊外の古民家やレンガや石造りの蔵を再利用しているのが特徴。

宮田一也社長は「店内はプライバシーを重視した設計にしています。椅子や仕切り、照明の配置などを工夫することで、お客さま同士で顔が互いに見えないように配慮しています。店舗によっては個室があるので、会議や商談、女子会など親しい仲間での利用もおすすめです」と話す。

また、宮田社長の出身地にある「道の駅たるみず」(鹿児島県垂水市)にも出店している。同店には道内誌を多くそろえたほか、夕張メロンなど道産品を使ったデザートを提供するなど、北海道PRの場としても生かされている。

「当社は駐車スペースも多いことから、特に外回りのビジネスマンに多くご利用頂いています。飲食業界はコロナ禍を経て、原材料の高騰、人材不足が続いていますが、逆風に負けず憩いの場を提供していきたい」と宮田社長。

札幌軟石の蔵を改装した東苗穂店