財界さっぽろ 2025年10月号のさわり

財界さっぽろ 2025年10月号

独占 松岡昌宏 男気インタビュー “TOKIO解散、芸能生活36年、函館二拠点生活”

松岡昌宏氏 ©財界さっぽろ

 TOKIO解散後、紙媒体では初めての登場となる松岡昌宏さんが本誌に登場。札幌に生まれた後本州へ移住、旧ジャニーズ事務所の門を叩き芸能生活36年。メンバー不祥事などを経て解散に至った現在の心境や、函館と東京との二拠点生活についてなど、大いに語った80分を余すところなく収録している。巻頭グラビアでは函館競馬場でのイベントの模様も紹介。

脱税問題に発展か 複数現役調教師が他人名義で馬所有、ばんえい競馬の闇

 帯広競馬場で開催されている“世界でひとつだけの競馬”ばんえい競馬。だが本誌の掴んだ情報では、所属する馬の調教師26人のうち複数が、自分で馬を所有し自分で管理、出走させている――真っ向競馬法違反にあたる重大問題が恒常的に行われているという。

レースの模様(写真の馬・騎手は記事とは関係ありません) ©財界さっぽろ

 かつてのばんえいは馬券販売が低迷し、手当も賞金もすずめの涙だったが、現在は走らせれば基本的に損をしない世界という。調教師には決められた馬房の数があるのに“実績”重視で残りを割り振るなど、不公正の温床も指摘されている。いったいどのような構図で行われているのか、すべてを解き明かす。

厚労省の保険医制度にも問題あり!美唄の有名盲目精神科医が医師法違反

疑惑の精神科医が勤務するクリニック ©財界さっぽろ

 美唄市にあるクリニックに勤務する精神科医は、後天的に盲目となりながら診療を続けており、メディアなどにも登場する有名ドクター。だがそのドクターの資格に疑義が生じているのだという。保険医として診療を行う前に必要な研修を受けていない、というもの。その状態で保険診療をすれば医師法違反に抵触。本誌記者はその医師本人や雇用している法人の理事長らを直撃したが……。

追悼 壮絶な「運命」にあらがい続けた 石川知裕(元衆院議員)“不撓不屈”の52年

中川昭一氏を破り北海道11区で初勝利を果たした石川知裕氏(2009年8月30日) ©財界さっぽろ

 9月6日、元衆院議員の石川知裕氏が不帰の客となった。昨春に大腸ガンを公表、大手術の上、抗がん剤治療を続けながらの1年半足らず。52歳での旅立ちとなってしまった。小沢一郎に仕え、王国と呼ばれた中川昭一との戦いと勝利、その後の陸山会事件での暗転。公民権停止を経て知事選にも出馬、3年前の参院選ではバッジに手が掛かりながら、安倍晋三元首相の銃撃事件による流れの変化で次点に。ほんのあとわずかが届かず、それでも不撓不屈の精神で病に立ち向かった石川氏の足跡と亡くなる直前の様子を綴る。

残業1200時間、休日出勤30日…過労で頭蓋骨骨折まで!2024年札幌市職員“デスマーチ”の実態

長谷川岳氏 ©財界さっぽろ

 札幌市には2人の市長がいると言われて久しい。表の顔である秋元克広市長に対して“影の市長”と呼ばれるのが参院議員の長谷川岳氏。昨年春に威圧的言動などの問題で大炎上した際は、出るわ出るわのハラスメントのオンパレードでさすがの本人も「表現方法をあらためる」と謝罪。だがその影では、札幌市役所の特定部局に過重な労働を強いている――本誌はそんな情報をつかんだことから、今夏、札幌市に情報公開請求。得られた資料をまとめた上で、過酷な残業“デスマーチ”の実態をあきらかにする。