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谷村運輸

若手とベテランが活躍。前列中央が谷村明紀社長

運送・産廃処理で建設現場を支え続ける

運送事業と産廃事業を主軸とする「谷村運輸」。砂利や土砂、重建設機械など土木・建設資機材を運搬する一方で、建設現場で発生するがれきなどの産業廃棄物を処理。再生できるがれきなどは、自社の破砕施設でリサイクル材に加工し、各建設現場に運搬、納品まで手がけている。

主戦場は本社を構える岩見沢市を中心とした空知管内。地域密着の企業として半世紀以上にわたって運送業界と建設業界を支えてきた。

谷村明紀社長は「今後、今にも増して人員の確保が難しくなっていくでしょう。ICT化を推進して生産性を向上させるため、外部コンサルを活用し、現場やバックオフィスの省人化、効率化を進めています」と話す。

現在、同社の社員は35人。20代の若手や女性も活躍しているほか、元自衛官なども積極的に採用している。社員の健康が〝会社の健康〟につながると捉え、健康経営も推進。待遇面の向上にも余念がない。

今年4月には、美唄市のグループ企業「谷村工業」とともに経営理念を一新した。

「『自己成長』や『地域貢献』などをキーワードに社員、社会、自社に対する道標を改めて示しました。社員一丸となって業務にまい進していきます」と谷村社長。

岩見沢市内にある自社の産業廃棄物処理場
合計23台の車両を保有