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成進

同社が手掛けた足場。建設、解体時にはなくてはならない

創業20年に向け視界は良好。少数精鋭の一流鳶集団

総合鳶工事の「成進」は、 高所作業を専門とする職人集団。右肩上がりで業績を伸ばし続けている成長企業だ。登別本社のほか、室蘭市と仙台市にも支店を構えており、近年は道外へとフィールドを広げている。

直近では足場工事の受注が絶好調で大型物件を次々に受注している。昨年8月から手掛けているのが、名古屋市内の大型焼却炉解体工事だ。足場に加え解体・搬出工事も一部請け負った。現在も南陽工場と山田工場の2カ所で工事が継続しており、年内には終了する予定だ。

2022年は北海道内の受注も増えている。1月には、北広島市内の高層マンションの大規模修繕工事の足場工事を手掛けた。同工事では移動昇降式足場のリフトクライマーを用いた特殊工事を敢行。作業に最適な高さを確保できるほか、足場設置や解体の軽減、昇降時における作業員の負担軽減など、大きなメリットを発揮する。従来の枠組み足場のように建物全体をシートで囲う必要がなく、景観や防犯性を確保。住人のストレス軽減にも貢献した。

また、3〜7月には苫東厚真発電所(苫小牧市)修繕工事の足場を手掛けたほか、8月からは黒松内町や寿都町、ニセコ町など後志管内全域で、各地の電波塔塗装工事に伴う足場工事を同社が担当する。

こうした大型案件の受注は、大手企業からの依頼がほとんど。技術面もさることながら、安全面での高い評価を得ている証左だ。15年に労働安全衛生規則が改正され、全ての高所作業に落下防止用器具のフルハーネスが義務化されているが、同社では改正前から独自の規定で採用するなど、徹底した安全管理を行っている。

「元請や従業員、その家族など多方面から支えられ、来年は創業20年になります。地域に貢献することが我々の使命です」と中里友宣社長。

中里友宣社長
従業員はエキスパート揃いだ