アサヒビール北海道統括本部

スーパードライ新商品が大好評道民に寄り添った活動を展開
「スマートドリンキング」で新市場開拓
「すべてのお客さまに、最高の明日を。」をビジョンに事業を展開しているアサヒビール。
「21年は『主力ブランドの価値向上と新カテゴリーの創出で、お酒の楽しみ方を提案し、新市場を創造する』を事業方針として取り組んでまいりました」と語るのは枝伸アサヒビール北海道統括本部長。
主力ブランドの「スーパードライ」では、飲食店のジョッキで飲む樽生ビールのような味わいが楽しめる『生ジョッキ缶』を発売。家庭内での飲用をより楽しく、ワクワクさせる商品として新しい価値を提供した。また〝マルエフ〟の愛称で親しまれ、飲食店で樽生のみの展開をしていた『アサヒ生ビール』の缶を発売し、飲食店と連動したプロモーションも展開した。
「ともに想定を上回るご好評をいただき一時休売となり、お客さま、お得意先には、多大なご迷惑をおかけしました。22年は供給体制を強化し、より多くのお客さまにお楽しみいただけるよう全力を尽くしてまいります」(枝本部長)
また、飲む人も飲まない人もお互いが尊重し合える社会の実現を目指す「スマートドリンキング」を提唱。飲み方の選択肢を拡大し、多様性を受容できる社会を実現するために商品やサービスの開発、環境づくりを推進した。
その第1弾として、アルコール分0.5%の〝微アルコール〟ビールテイスト飲料「アサヒ ビアリー」を発売。愛飲者それぞれが自分のペースで心地よい時間を楽しめる選択肢を提案した。
その後も「アサヒ ビアリー 香るクラフト」やアルコール分0.5%のハイボール「アサヒ ハイボリー」などを発売することで〝微アルコール〟飲料のラインアップを強化した。
全国で唯一、ビールとウイスキー工場を所有
札幌市のアサヒビール北海道工場や余市町のニッカウヰスキー余市蒸溜所は、道民からの支援のもと長く事業を継続してきた。大手酒造メーカーの中でも、ビール工場と洋酒蒸溜所が所在しているのは全国の中で北海道だけだ。
これまで「スーパードライ北海道工場限定醸造」や「ブラックニッカ ハイボール香る夜」など限定商品の発売を通じて、地域貢献や地産地消も応援してきた。24年に設立90周年を迎える余市蒸溜所では、見学施設「ウイスキー博物館」の一部を23年ぶりに改修。「ニッカミュージアム」として21年10月にオープンして人気となっている。
また、21年は道民に寄り添った活動を続けるため、「なまらうまいっしょプロジェクト」を立ち上げた。
これは社員同士で知恵を絞って形にするもので、同年秋に北海道の名産品が抽選で当たる「うまい!道産!スーパードライキャンペーン」や、札幌駅と大通駅でデジタルサイネージ広告を展開した。
「22年も北海道の皆さまに喜んでもらえるようなさまざまな取り組みを考えてまいります。ぜひご期待ください」と枝本部長は抱負を語る。
「なまらうまいっしょプロジェクト」のロゴマーク




