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西野学園

社会福祉士を養成する「札幌心療福祉専門学校」

〝農福連携〟に対応した社会福祉士を養成

医療・福祉系専門職の養成に特化している「西野学園」。石山通り沿いの「札幌医学技術福祉歯科専門学校」(札幌市中央区南5西11)をはじめ、「札幌心療福祉専門学校」(同北2西20)、「札幌リハビリテーション専門学校」(同北4西19)、「函館臨床福祉専門学校」(函館市美原1)を運営している。4校で11学科を開設し、臨床検査技師や理学療法士、作業療法士、介護福祉士などのコ・メディカルスタッフを育てている。

「札幌心療福祉専門学校」の精神保健福祉科では、精神保健福祉士と社会福祉士を数多く世に送り出してきた。卒業生の多くは、病院や福祉施設などに就き、高齢者や障がい者の生活および就労をサポートするソーシャルワーカーとして活躍している。
精神保健福祉士と社会福祉士のダブルライセンス取得を目指す「精神保健福祉コース」に加え、今年度から新たに社会福祉士資格取得を目指しながら〝農福連携〟を学ぶ「フィールドワークコース」を開設した。

農福連携は、障がい者の社会的地位向上を図って国が就労機会の創出を推進する中、労働力不足や担い手不足、高齢化が深刻化する農業分野に障がい者のマンパワーを結びつける国をあげての取り組み。今後は農家をはじめ、受け入れを希望する1次産業者が増加するとみられているが、農業の知識を持つソーシャルワーカーは皆無に等しく、ミスマッチによる就労先の負担増などが増えている。こうした問題を解消すべく、西野学園は全国でいち早く「フィールドワークコース」を立ちあげた。
カリキュラムには農業の現状や食品流通に関する座学のほか、就農体験も設ける。福祉・農業分野の横断的な知識を身につけることで、障がい者と農家のパイプ役として自治体や福祉施設、医療機関などから引く手あまたの存在になることは間違いない。
実習先として提携した余市町の「水尻農園」は、NPO法人として就労継続支援B型事業も行っており、障がい者の就農スキームを共有。また、町内の高校などとも交流があり、西野学園もその輪に加わり、地元高校生との交流や教員交流なども行う方針だ。産学官一体となった新たなモデル事業を目指し、文部科学省との連携も図っていく。

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札幌医学技術福祉歯科専門学校