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菅原興業

幅広い世代が勤務する

千歳から全国の現場を迅速に支援。北海道を代表する鳶集団

鳶(とび)職のモットーである〝義理と人情とやせがまん〟の精神を貫いた取り組みで、全国の元請業者から高い評価を獲得しているのが「菅原興業」だ。1993年に千歳市で創業した。

菅原伸一社長は「一般社団法人北海道鳶土木工業連合会」の副会長と「千歳鳶土工事業組合」の組合長を兼務。北海道の鳶を代表する存在だ。建設業界内で〝困ったときの菅原さん〟と称されるように技術とノウハウを蓄え、幅広い内容の工事に迅速に対応している。

業容はグループ2社と協力企業を含めた約100人体制で、自社で土木工事業の許可も取得。重機やダンプも保有して、建物の基礎から組み上げ工事まで担えるのが特徴だ。

施工事例も多岐に渡り、工場、学校、病院の新設から改修まで数多く手掛け、札樽自動車道の剝落防止工事や難易度の高いゴンドラを使った煙突補修工事なども行う。道外にも実績があり沖縄でも施工を担った。

さらに、2018年の北海道胆振東部地震では「苫東厚真火力発電所」の復旧工事で道民の生活を支え存在感を示した。

現在は「北海道ボールパーク」の建設工事に注力している。「北海道のために世界一の球場をつくる」との想いで、23年開業に向けて休日返上で業務に当たる。

また「人手が不足している」「急な夜間作業が入った」「工期に間に合いそうにない」「狭小地でクレーンが入らない」など、建設現場のさまざまな困り事にも応じ、機動力を生かした昼夜を問わない施工が好評。

安全管理も徹底している。現場での「声かけ」や「声出し」はもちろん作業員が体験したり、他社が行っている「不安全行動」を日々報告。毎月の従業員や協力会社向けの会議で周知している。

このほか「生まれ育った千歳市に貢献したい」と一般住宅のリフォームや外構工事、除排雪や雪下ろしまで手がける。これらさまざまな取り組みによって、数多くのゼネコンから感謝状が贈られている。

「鳶は人助け。地域から愛され続ける会社でありたい」と菅原社長。

自社で土木工事もおこなえるのが特徴
23年の開業を目指す「北海道ボールパーク」
札樽自動車道の剝落防止工事も手がける
煙突の補修工事でも豊富な実績がある