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総合不動産賃貸業大手のキタコーが創業50周年

札幌市中央区の本社ビル(センチュリーヒルズ)

マンションやオフィス、店舗、駐車場などの賃貸事業を展開する「キタコー」(本社・札幌市、草野浩平社長)が5月27日に創業50周年を迎え、100周年に向け歩み始めた。


キタコーは、1971年に創業。札幌市で宅地開発と分譲などを手掛け、76年には豊平区平岸に建設・分譲した全国初のワンルームマンション「ホワイトヒルハウス」(206戸)が3日間で完売。NHKのニュースで放送されたため、全国から不動産業者が見学に訪れ大きな話題となった。創業者で現会長の草野馨氏は、単身者向け住居に革命を起こしたワンルームマンションの先駆者だ。

2007年に長男の浩平氏が2代目として事業を継承。札幌中心部の賃貸物件を積極的に取得するなど業容を拡大させており、現在ではグループが所有する土地の総面積は約100万坪に及び、全国の同業者のなかでもトップクラス。業界内でその経営手腕は〝父親を超える〟との声も聞かれる。

同社では、コロナ禍の下で創業50周年の祝賀行事は一切おこなわず、代わりにコロナ対策支援として札幌市内の各小学校にマスク3万枚を寄贈したほか、福祉施設等への支援も予定している。
草野社長は「50年間、多くの皆さまに支えて頂いたことに感謝します」と語っている。創業100周年に向け、今後の業容拡大が期待される。