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電材重機

右から新卒入社の中川弥亮さん、大田遼さん、館田卓さん、小林駄斗さん

洋上風力発電の建設を担う若者や未経験者を多数採用

クレーンリース事業で全国トップクラスの実績を有する「電材重機」。室蘭市を拠点に国内最大の1800トン級のクローラ式クレーンや、世界最大の18輪のタイヤを持つクレーンなど自走式クレーンだけで約350台をラインアップ。さらに、長尺物や重量品の輸送に用いる特殊なトレーラーも保有。国内はもとより世界各国の発電所や橋梁、ダム、製鉄所などの建設現場に重機を提供している。

また「洋上風力発電」の分野ではパイオニアとして知られる。施工計画の立案から現地への輸送、取り付け工事まで一貫でおこなえることから、日本企業として初めて台湾沖で洋上風力発電の建設工事に携わった。

洋上風力発電は、日本でも2050年の脱炭素社会の実現に向けて新たなエネルギー産業として注目されており、今後、国内各地で進む洋上風力発電施設の建設計画にとって欠かせない企業だ。

さらに、洋上風力のPR活動などにも取り組んでおり、20年には同社が中心となり「MOPA(室蘭洋上風力関連事業推進協議会)」も立ち上げた。地元の室蘭市に発電施設やその関連事業の誘致活動を展開していく。

同社では、さらなる業容拡大を見据え、重機を扱うオペレーターの採用と育成に注力。今年4月には新卒4人、経験者4人の合わせて8人が入社している。

ベテランのオペレーターによる指導はもちろん、より早い成長をうながすため、昨年から動画マニュアルを作成。操縦手順などの映像をスマートフォンでいつでも見られるようにした。操縦や安全確認を何度も反復して見ることができる。

また、事務職員としてアイスホッケーの強豪「室蘭スティーラーズ」の選手も採用している。

昨年には福利厚生の一環として札幌支店に社員寮を併設したほか、今夏に移転新築する千歳支店にも社員寮を設ける計画だ。

「当社は、資格取得もサポートするので全くの未経験でも大丈夫です。兄弟で活躍する若者もいます。エネルギー分野の未来を担うプロフェショナルを育てていきたい」と上村正人副社長は語る。

座学では社会人としての基本も学べる
重機の操作マニュアルを動画で作成
上村正人副社長
国内最大のクレーンも多数保有