アスク工業

21年で創業30年。賃貸経営をリードする存在に成長
21年で創業30年目を迎える「アスク工業」。オフィスビルや倉庫の新築のほか、病院や金融機関の増改築も手がける。
総合建設業の実績を活かし、近年は賃貸マンションが好調。創業から20年末までに575棟を施工する予定。他社企画も含めると、道内トップクラスの実績だ。
自社の企画物件では、ハイグレードな高層建築物を得意とし、仕様や設備なども分譲マンションのようなワンランク上の仕上がりで、ファミリー層を中心に入居待ちが続く。
また、外観にコンクリート打ちっ放しを採用したデザイナーズマンションの先駆けとして知られており、デザイン面でも秀でているのが特長だ。
アフターフォローも万全で、管理会社「アスタ」との連携で自社での企画から設計・施工、物件管理までワンストップで提供することはもちろん、業界に先駆けて数十年先の資産価値向上や次世代への継承まで想定した「スマート・トゥモローマンション」を考案。パッケージ化して販売する。
このため、積極的な営業活動を控えた20年も既存オーナーを中心に、長期保有を前提とした道内の富裕層や首都圏の資産家から依頼が多かった。
「賃貸マンションの企画・管理でオーナーをサポートする一方、総合建設業ではまちづくりに貢献します。21年もこの両輪で引き続きまい進していく」と長岡英二社長は語る。


