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現場強化と人材育成で2025年問題に向かう

(さいとう・すすむ)1969年生まれ。函館ラ・サール高校、自治医科大学卒業後、北海道大学病院をはじめ道内医療機関の勤務を経て、09年稲積記念病院院長。翌年に医療法人社団アルデバラン理事長、13年さっぽろ二十四軒病院開設。14年9月社会医療法人認定。

齊藤 晋氏 アルデバラン理事長

「社会医療法人アルデバラン」は設立11年目。急性期と慢性期の二極化が進行する医療現場の架け橋となる希少な〝ポストアキュート〟として高い存在感を示してきた。
「手稲いなづみ病院」と「さっぽろ二十四軒病院」を傘下に持ち「外来診療」「長期人工呼吸器治療」「血液透析治療」が三本柱だ。20年は2施設で19床を増床。他の医療機関からの信頼も厚く強固な連携を築いている。「新型コロナに振り回されないよう水際対策も徹底。フル稼働で地域医療に貢献したい」と患者とスタッフ、地域を守り切る。
 次代に向かう志も高い。
「団塊世代が後期高齢者となる〝2025年問題〟に次ぎ〝2040年問題〟もやってくる。多死社会の訪れによる死生観の変化や医師の高齢化にも備えが必要。医療現場の強化はもちろん、世代交代も見据えた人材育成にも汗をかきたい」と自らを鼓舞する。