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市立病院前整形外科クリニック

ヘバーデン結節・ブシャール結節

更年期に多くみられる指の腫れや痛みの治療に実績

 更年期以降の女性に好発する手指の痛みやしびれ、腫れ、変形などの不調は、多くの人が「加齢の影響」「使いすぎ」と判断して治療しないケースが多かった。しかし、近年は状況が変わりつつある。
 キャリア41年の佐久間隆院長は「指の第1関節の変形や痛みを『へバーデン結節』、第2関節の変形を『ブシャール結節』と呼びます。原因は明確に解明されていませんが、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が関与しているとの説が注目されています」と語る。
 治療方法は変形や疼痛の程度、発症年齢などでさまざま。発症早期の場合は、エストロゲンに似た作用を有する大豆由来の成分「エクオール」の服用を勧める。
 また、変形と疼痛が強い場合はテーピングや固定装具を活用している。
「根治は難しい疾患だが、症状に応じて治療法を選択することで改善が見込める場合もある」と佐久間院長。

佐久間 隆院長
さくま・たかし/1979年群馬大学医学部卒業。北海道大学整形外科入局。帯広厚生病院整形外科医長、市立札幌病院整形外科医長、同整形外科部長、同リハビリテーション科部長などを経て2013年開業。日本整形外科学会認定整形外科専門医、札幌市整形外科医会会長、医学博士。
指の腫れや痛みは日常生活に支障をきたす