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JTが札幌市中心部で「クリーン・キャンペーン」を展開

JT北海道支社の社員などが札幌市中心部を清掃した「クリーン・キャンペーン」

 コロナ禍で多くの喫煙所が閉鎖。並行して増えているのが吸い殻のポイ捨てだ。喫煙所は十分に換気されており、閉鎖の必要性はないという意見もある。マナー改善は当然だが、喫煙所再開もポイ捨てを減らすポイントだ。

 JT北海道支社は、7月6日から8日の3日間、「クリーン・キャンペーン」と銘打った清掃活動を実施。北海道たばこ販売協会組合連合会、札幌たばこ友の会とともに清掃活動をおこなった。

 活動エリアは「北7西4」「北3西1~3」「大通西3~5」「道庁植物園側」の4エリア。合わせて1770本相当の吸い殻と、約4㌔の一般ごみを拾った。

 札幌の玄関口である札幌中心部の美化と、ポイ捨てをなくすマナー啓発が目的。背景には喫煙所の閉鎖がある。

 コロナ禍においては〝3密〟を避けることが共通認識。狭い場所にたくさんの人が訪れる喫煙所を閉鎖するケースが増えている。

 しかし、実は喫煙所の多くは〝3密〟ではない。にもかかわらず「とりあえず閉鎖」というケースが多い。

 喫煙所はたくさんの人が喫煙する前提で設計されているため、換気は十分にされている。人数制限などを併用すれば、3密すべてを取り除くことも可能だ。

 喫煙所を再開したいという設置者も少なくないが、相談するところがなく困っているという声が多い。

 同社では、分煙コンサルタントによる喫煙所に関する相談を無償でおこなっており、3密回避啓発のPOPなど簡易ツールの案内・提供もおこなっているという。喫煙所の扱いに悩んでいる設置者は北海道支社への問い合わせ(☎011・351・0550)をおすすめしたい。

 社会貢献活動に尽力する同社では、今回のコロナに付随する緊急支援もおこなっている。

 自治体への金銭的支援では札幌市に200万円、北海道に100万円、厚真町に50万円。北海道社交飲食生活衛生同業組合に約230万円、すすきの観光協会に100万円、そのほか函館朝市協同組合連合会、釧路和商協同組合、NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構の各団体を含め計782万9400円の支援をおこなった。

 これらの支援に対し、秋元克広札幌市長は「札幌が元気になるように一緒に取り組んでいきたい」と語り、すすきの観光協会の大島昌充会長も「貴重な財源として有意義に活用させていただきます」と謝意を述べた。

 また、釧路市や北広島市、芦別市に対しては物的支援を実施。大学生や外国人実習生向けにグループ会社のテーブルマークが販売するパックご飯など約44万円分を贈った。

吸い殻と一般ごみを合わせ約5㌔を収集
目録を受け取る秋元克広札幌市長(右)と感謝状を手にする白男川正行支社長