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幌北学園

對木克彦理事長

従来の考え方にとらわれない包括的な教育・保育を推進

 幌北学園は「主体性を育み可能性を広げる教育・保育」を理念に、札幌市、東京都、愛知県、オーストラリアで認定こども園、幼稚園、保育園、学童施設など計18施設を運営。

 高水準な幼児教育を実践するオーストラリアの様式を取り入れながら、個性を尊重し主体性を育む保育をおこなっている。

 教育の柱は〝あそびを中心とした学び〟だ。遊びや体験を通して自らが感じ、考え、学ぶ過程を重視している。英語、体育、ダンス、音楽といったカリキュラムも〝あそび〟として実施。専門性を養うよりも好奇心を刺激し、体験の幅を広げることを目的としている。

 英語教育では、生活習慣の中で身につけていくための環境づくりに注力。学園専属の外国人講師が終日在園し、日常的に英語に触れられる環境をつくっている。

 日々の教育・保育に加え、注力するのが食育活動だ。

〝食べる・育てる〟に特化するのではなく、食材や生き物といった「いのち」についても体験を通して学ぶ。

 将来的には食育専属スタッフの配置や、一般利用を想定した子ども食堂の開設など、地域貢献を視野に計画を進めている。

 また、卒園後の学びをつなげるため、学童保育も展開。4月には〝学童×塾〟をコンセプトにした施設を札幌市北区に増設した。

 来年4月には同豊平区に「認定こども園南つきさむ」と、同清田区のつみき幼稚園を「認定こども園つみき」として開園予定。両園ともに自然環境と傾斜を活かした新園舎を予定している。

「地域で連携して子育てできる環境づくりや、学びをつなぐ切れ目のない教育支援、そして包括的な保育のサポートも私たちの役割です」と對木克彦理事長。

 その1つとして同北区西茨戸エリアに子ども、保護者、職員、地域住民が集い交流できる複合施設を構想中だ。従来の教育様式や固定観念にとらわれず、より良い教育・保育の提供を目指すとともに、地域に開かれたコミュニティーハブの構築を目指している。

生活の中で自然に英語に触れられる環境を整備
体験を軸に心を育む食育活動
来年4月に開園予定の「認定こども園南つきさむ」(イメージ図)