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システム・ケイ

2棟続きの自社ビル。札幌中心部には「札幌サテライト・オフィス」も構える

ネットワークカメラ分野で独走。次の一手は「AIカメラ」

 技術に目がいきがちなIT業界だが、差が付くのは技術よりもアイデア。技術をどのように活用して製品化するかが勝負所だ。
「システム・ケイ」のアイデアの源は鳴海鼓大社長だ。「こんな製品があれば面白い」というアイデアを製品化し続け、1991年の設立以来、常にIT業界の先頭を走り続けてきた。
 主力製品は「ネットワーク型監視カメラシステム」。全国大手の家電量販チェーンに約6500台の大規模カメラシステムを導入するなど、導入実績は多数。
 また、自社開発した録画装置のネットワークビデオレコーダー「NVRシリーズ」は、これまで3000社以上に納入。各カメラメーカーに対応する汎用性と使いやすさを追求。高い性能を有しながら、価格は安い。
 画像認識機能や車両ナンバー認識システム付きのカメラも開発。ネットワークカメラ分野では他の追随を許さない。
 現在、開発を進めているのは「AI監視カメラ」だ。
 監視カメラ内部にAIを組み込み、映り込んだ映像をカメラ自身が認識し、リアルタイムで解析。モノや個人を特定し、動きや変化まで丸裸にする。世界最高峰の呼び声高いヨーロッパ及び台湾製のネットワークカメラを使って開発を進めているところだ。
「IoTによる映像の活用が小売、製造、交通などさまざまな分野に広がっている。AIが進化し、監視カメラ単体でAIが画像認識できる時代になる。当社がその先駆者になる」と鳴海社長は意気込む。
 資本金3億1000万円、資本準備金1億円。毎期の安定した業績が、製品開発への先行投資を可能にしている。

●代表取締役/鳴海鼓大
●創業/1991年2月
●事業内容/ネットワークカメラ事業、受託システム開発事業、インターネット関連パッケージ事業

鳴海鼓大社長
自由な発想で新製品を開発。キャリアを問わず、いいアイデアを出せば採用される