時代の半歩先を着実に。顧客第一を徹底

武田 治氏 札幌第一興産社長
石油・石炭・LPGの安定供給が使命。3代目社長として舵を取って23年目を迎える。
創業70年となった19年は、社員教育の充実を図った。
「医療など、さまざまなものがオーダーメードの時代。社員の育成も個々に合わせるのが当たり前」と、東京教育大学附属中学の教育自習時代に培った経験を生かし綿密なカリキュラムを実践した。
働き方改革の実施にも全力傾注。キャッシュレス化を推し進め煩雑な集金業務を大幅に軽減。「領収書は基本的に全廃しました。お金と時間を適切に使うことが働き方改革の神髄」と、こちらも着実に成果を上げている。
「創業70年だからといって特別な節目はつくらない。毎年毎年が勝負です。激変する時代の半歩から一歩先をいく。派手な空中戦をしても仕方がない」と新たな年も顧客第一主義に徹したサービスを追求する。