ほっかいどうデータベース

HRMホールディングス


左から大野末治会長、髙橋正夫本別町長、野田仁社長

本別町最大手の名門建設会社「野田組」がグループ入り

 道路維持管理道内最大手の「北海道ロードメンテナンス」(本社・札幌市)を筆頭に10を超えるグループ企業を統括する「HRMホールディングス」。
 その仲間として、また新たな企業が加わった。1934年創業、90年近くの歴史を持つ本別町最大手の建設会社「野田組」(十勝管内本別町北3丁目5‐9)と3月30日に資本提携契約を結んだ。
 提携後も野田仁社長が引き続き社長を務め、大野末治HRMホールディングス会長が代表権を持つ会長に就任。2代表制となる。
 野田組は林業土木、農業土木、河川整備、森林整備、道路整備まで幅広く土木工事を手掛ける。
 本別町、十勝総合振興局をはじめとする北海道、国土交通省北海道開発局などの公共事業が中心だ。
 野田社長は3代目。本別町建設業協会会長、帯広建設業協会副会長を務め〝地元の名士〟として知られる。野田社長は「後継者不在のまま私もまもなく70歳を迎える。そんな折、優良企業に引き受けてもらうことができた。すばらしい会社と巡り会えた」と安堵する。
 大野末治会長は「野田組を存続させ、歴史を継承する。雇用を守り、社員の生活を安定させることで地域、社員にメリットが与えられる」と説明。
 また、髙橋正夫本別町長も「野田組は本別町の大看板であり、なくてはならない存在。後継者問題が解決して安心した」と、この良縁を大歓迎。
 こうした企業間提携には難しい問題もさまざまあるが、広島建設(同・北広島市)や北海ロード(同・北見市)、ダイワ整備機工(同・札幌市)などで蓄積してきたノウハウがある。
 企業風土を尊重し、プロパー社員の能力を適正に評価し、近い将来には社長や役員に抜擢する意向。内部の人材をフル活用するのがHRMホールディングスの戦術だ。
 大野会長も「これまで通り、地元を熟知している社員たちに頑張ってほしい。ホールディングスは、それをバックアップする」と大きな期待を寄せている。
 野田組が持つ幅広い土木技術、HRMホールディングスグループが有する道路維持管理、除雪、防災、舗装などの技術交流を深め、さらなる地元貢献に努める。

本別町役場向かいにある野田組社屋
HRMホールディングス社屋