“石川香織の手柄にさせたくない”帯広・広尾自動車道道事業化に横やりを入れた中川郁子

「昨年の衆議院議員選で皆様に訴えさせていただいた(中略)豊似―広尾間(12・3キロ)の事業化が決まりました」
今年3月、国土交通省は北海道横断自動車道(道東自動車道)と接続する十勝管内の「帯広・広尾自動車道」について、実際に建設が決まっていなかった最後の区間である豊似―広尾間の着工を決めた。
地元自民党衆院議員の中川郁子氏は、自身のツイッターで冒頭のように報告。さらに「政治は結果です。これからも政府与党議員として、全力で責任を果たす(以下略)」とも投稿した。
中川氏は昨年の衆院選で石川香織氏に再び敗れはしたものの、比例復活で国政返り咲きを果たした。広尾延伸の決定はその直後のこと。早速“仕事”をしたかのように見えるが、地元の受け止め方は違う。
「本来なら事業化は2年前に決まっていた。それに横やりを入れて遅らせたのは、他ならぬ郁子さんだ」との見方がある。その背景には、中川氏の石川氏に対する執拗な対抗心があった。
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