特集・雪とカネのバラード、主要都市1人当たり除雪費を一挙公開!
雪は天からの手紙。北海道大学の雪博士・中谷宇吉郎氏の有名な言葉である。エッセイ集も出した文才の豊かな科学者らしい、ロマンある表現だ。しかし、雪は迷惑な手紙になる時がある。道路や歩道の雪は決まって、道民にイヤな顔をされる。
トップ記事は、過去5年間の札幌市や旭川市など道内10自治体の除排雪費用、シーズン降雪量などを表にまとめた。除排雪費用を住民1人当たりで計算してみると……
このほか、本誌独自の切り口で、雪とカネの関係を“深掘り”してみた。
「札幌除雪ヒストリー『今年度の雪は災害級だ』」では、札幌の除雪方法の仕組みを紹介。札幌は1月中旬以降、記録的なドカ雪は何度も降り、除雪は追いつかなかった。作業が進まなかった理由に「市が導入した新しい除雪方法のためだ」との声が市民から多く聞かれるが、それは正しいとは言えないという。
高齢化、人手不足が問題となっている「除排雪業者のホンネ」も取り上げた。除雪機械を操作する除雪オペレーター不足は今後、間違いなく、より深刻化する。
「埋まっても慌てるな、JAF直伝・スタック抜け出し術」「ジョイフルエーケーに聞く、重い雪であの商品が“売り切れ御免”続出」など、日頃の暮らしの関わる情報も必見だ。
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