早期治療や通院治療の体制を整え、患者の社会復帰を支援
緑に囲まれた過ごしやすい環境のなかで、幅広い精神疾患の治療をおこなう旭山病院(山家研司理事長)。特にアルコール依存症など各種依存症の患者を多く受け入れている。
地域全体で患者を支える医療体制を構築しており、1934年の開業以来、小樽市に拠点を置く「いしばし病院」、サテライトクリニックの「幹メンタルクリニック」、在宅医療の「訪問看護ステーション結」と相互に連携することで、早期治療、入退院から退院後の通院治療、社会復帰までカバーしている。
2017年から3年計画で病床数を減らし、病棟のリニューアルに着手。急性期患者の受け入れ体制も強化している。
「長期の入院や療養ではなく、患者さんが地域の中で暮らしながら治療ができることが重要です。より通院しやすい体制を整えていきます」と山家理事長。
さらに医師や患者をサポートする作業療法士などコ・メディカルの育成にも注力しており、臨床実習や研修生を積極的に受け入れている。
●診療科目
精神科、心療内科、内科
●診療時間
月〜金 9:00~17:00
●休診日
土曜・日曜・祝日、 年末年始