森川組
道南を支え134年。ICT活用が高評価
1892年(明治25年)創業。令和8年度の工事成績評定点(平均点)は81点、施工実績は7件で「工事成績優秀企業」に認定された。
国土交通省が2016年から推進しているi‐Construction(アイ・コンストラクション)に、道南エリアでいち早く取り組み、同年(16年)に「ICT推進室」を設置。自社の研究開発でのノウハウを生かし、3次元測量などで業務効率化と品質向上を実現し、21年に国土技術開発賞の「創意開発技術賞」と「i‐Con奨励賞」を受賞した。
また、優良工事として表彰された「一般国道227号北斗市外中山改良工事」では、ドローンやレーザースキャナーを駆使し、5万立方メートルに及ぶ総土量と土量変化率を正確に把握。全量を適切に収められる盛土形状をリアルタイムで検討し、円滑な施工につなげた。また、工事期間中に同地域で発生した豪雨災害では、同社が展開する災害支援基地「DRB」を活用し、通行止めで足止めされたドライバーらに飲料水などを提供。重機や人員を投入して土砂撤去作業にも協力し、早期復旧に貢献した点も高く評価された。
「伝統や理念を大切に継承しつつ、ICT活用やDX、AIなど新しい技術を取り入れ、地域に恩返ししていきたい」と森川明紀社長。