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から屋

エコブレスハイブリッド換気ユニットの役割を表したイメージ図

夏型結露を防ぐ全館空調システムを開発

 空調設計と研究開発が専門の「から屋」。ダクトレスの全館空調システム「エコブレス」(特許取得)を開発し、住宅メーカー69社とライセンス契約を締結。全国で普及が進んでいる。

 近年は、エコブレスの技術を発展させた「エコブレスハイブリッド換気」を開発。パッシブ換気と第2種換気を切り替えて活用するユニット型の製品で、センサーにより外気温に応じてファンの稼働状態を自動制御することでオールシーズン、汚染外気を抑制し室内の温度差が少ないクリーンな空気環境を維持できる。

 関東や東海地区の導入が増えており、背景には近年の猛暑による「夏型結露」が要因にある。

 森田孝之社長は「冷房で冷えた室内と外気の温度差により、壁内、天井裏、床下で結露が発生します。本ユニットは、外気温に合わせて室内気圧を自動コントロールすることで、これらの結露を予防することができます」と説明する。

 現在、設置は戸建て住宅のみだが、集合住宅やオフィス向けの開発にも着手したほか、石狩市で全館空調の実証実験も開始。2026年以降の製品化を目指し、研究開発を進めている。

森田孝之社長