グロウス
グループ連携を追い風に医療機器販売を全国展開
クリニックの開業支援や医療機器販売を手掛ける「グロウス」は、2024年9月に国内大手ドラッグストアチェーン「スギ薬局」を展開するスギホールディングス(本社・愛知県)傘下のスギメディカルグループに参画した。
25年は開業支援で培ったノウハウとグループのスケールメリットを武器に、医療機器販売事業の全国展開を加速させた。グループ会社からの案件増加を背景に、従来から取り扱ってきた在宅医療関連機器の受注も伸び、関連機器や周辺サービスを含めた提案の幅が広がった。
三上巧社長は「グループ参画初年度は、関東・関西・中部エリアでの販売実績を伸ばした。連携の効果を実感できた1年だった」と振り返る。
一方、道内の新規開業は都心部への集中が進み、地方では減少傾向にあるなど、医師の地域偏在が課題となっている。同社では行政独自の補助金制度を活用した開業支援に加え、診療圏調査に基づく差別化戦略を提案。さらに、後継者不在を背景とした事業承継や設備更新需要にも対応するなど、地域や顧客の要望に柔軟に応える体制を整えている。
「26年は東名阪への人員配置を進め、グループの総合力を生かしながら、医療機器販売を次の成長エンジンに育てていく」と三上社長。